歯がグラグラする
歯が揺れている場合、急性症状として一時的に動揺がある場合と歯周炎の進行により動揺がある場合があります。何れにせよ早急に治療が必要なのでお早目に治療することが必要です。
歯を綺麗にしたい、歯並び
歯および口元は目と鼻と同じように顔のパーツの一部です。特に笑った時に見える歯は顔の印象に大きく影響を与えます。当医院では単純に歯や歯並びを綺麗にするのではなく、顔に合った歯並びや歯をご提案いたします。口元を綺麗に、健康的にするためには歯の色や形、位置を整える必要があります。そのためには綿密な診査診断および治療計画が必要になります。仮歯の段階で美しく、機能的である状態を患者さんに確認してもらい最終的な被せ物を作りますので、ご希望に沿った口腔内をご提供できるかと思います。当院の審美歯科について
歯並びや口元が気になっている方はお気軽にご相談ください。
歯茎から出血、歯周病
歯茎からの出血は歯周病の最初の症状の一つです。歯周病は歯茎の炎症により歯を支えている骨が溶けて無くなってしまう病気です。更に口の中だけでなく、糖尿病を悪化させたり、心疾患のリスクを高めたりするなど全身にも多大な悪影響があることが研究により分かっています。これだけ体にとって悪さをする歯周病ですが自覚症状はほとんどありません。また、歯周病の治療は骨が元通りになるのではなく、進行を止めることがゴールです。(再生療法は除く)なので歯周病対策において大切なのは予防、そして早期発見早期治療です。
歯ブラシなどで歯茎から出血し、歯周病が気になる方はお早目にご相談ください。
噛み合わせを良くしたい
噛み合わせに関しては様々な研究が行われておりますが、未だに統一した一つの答えは出ていません。なぜなら人によって顎の骨の大きさや歯の形、歯並びなどが違うからです。また、痛みと同様に違和感を感じやすい人もいればあまり感じない人もいます。当院の嚙み合わせの治療についてこのような背景があるため当医院としては様々な咬合理論(噛み合わせの治療の学問)を駆使し、一人一人の患者さんに合った噛み合わせをご提供します。
まずは、違和感や症状の原因を突き止めるために診査診断(模型診査/顎機能検査/歯周組織検査/審美診査など)を行います。咬合治療は専門的かつ難解な分野であるため、最初に治療ゴールを明確にし、治療計画を患者さんと共有致します。その上でプロビジョナルレストレーション(仮歯)などを用い、実際に噛みやすい状態を実感してもらった上で最終的な被せ物をお作りするので確実性のある治療を実現することができます。噛み合わせの治療は保険適応外になることがありますのでご了承ください。噛み合わせが悪いと間接的に口腔内の状態を悪化する可能性があるため、お困りの際はお早目にご相談ください。
口臭が気になる
口臭には5つの種類があります。
- 病的口臭
- 生理的口臭
- 飲食物・嗜好品による口臭
- 心理的口臭
- 膿栓(におい玉)による口臭
この5つの中で治療が必要なのは病的口臭のみです。
病的口臭の原因
- 歯周病(歯ぐきからの出血)
- むし歯
- 歯垢(しこう)(プラーク)
- 歯石
- 舌苔(ぜったい)
- 唾液の減少
- プラスチックの人口歯
- 不良な冠、かぶせた金属の腐食
など、90%以上の口臭の原因が口の中です。口臭は口の中の細菌が繁殖することによって原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)を大量に作られるために発生します。口の中を清潔に保ち適切な治療を受けていれば口臭は予防することができます。口の中はご自身で見ることができず、小さな隙間でも最近は繁殖してしまいます。
ご自身が気づいてない部分が不衛生になっている場合がありますので、一度ご相談ください。
※その他にも口腔ガンや糖尿病、肝臓疾患、鼻や喉の病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気など全身疾患が原因になることもあるので原因となる病気を特定してかかりつけ医にご相談ください。
歯ぎしり、睡眠時無呼吸症候群
一般的な生活において歯と歯が接触する時間は意外と少なく15〜20分程度と言われています。想像してみると、本来食事以外で歯が接触する役割はありません。しかも接触するとしても食事を噛み切る瞬間しか歯と歯は接触していません。歯と歯は接触していないのがあるべき姿なのです。しかし睡眠時の歯ぎしりや日中の癖(TCH)により歯と歯が接触している時間が長くなってしまっている方がいます。
歯の生理的な損耗(歯が削れてすり減ってしまうこと)は60年間で前歯、小臼歯は約1ミリ、大臼歯においては約2ミリと言われていますが、歯ぎしりがある方は歯の損耗のスピードが増してしまいます。歯は爪などと違い新たに新生されることがない組織なので摩耗してしまうと元に戻りません。一生にそれぞれの歯一本ずつしかないので一生自分の歯で食事をすることを考えると大切に使わなければなりません。歯の損耗や被せ物の破損を予防するためにもマウスピースは必要です。
最近では睡眠時無呼吸症候群という病気も少しずつ認知されてきましたが、交通事故のリスクが高まり、心疾患など全身疾患への悪影響は明らかで5年後の生存率にも影響すると言われています。つまり生死にも関わるとても重大な疾患です。睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースは一定の効果があると言われており、歯科の活躍する場になりつつあります。医科からの紹介状がない場合は保険適応外になってしまうのでご了承ください。