お口の中の割れ窓理論

こんにちは。横浜市青葉区青葉台で歯科医院を開業しております、デンタルオフィス青葉台です。世界基準の科学的根拠に基づいて咬合再構成(噛み合わせの治療)を行なっております。咬合再構成には、精密な根管治療、エビデンスに基づいた審美治療、歯周病の治療など様々な知識と技術を総動員します。一つ一つの治療はもちろんのこと総合的な治療も提供しております。

先日、子供と小さな公園で遊んでいたところたくさんのゴミが目につきました。親としては子供には綺麗で安全な環境で遊んでもらいたいと思うものです。実際にゴミを拾ってみるとタバコの吸い殻や水風船、空き缶、ビニールゴミなど様々でした。一人の大人としてゴミがこんなにも捨てられている事実に衝撃を受け、悲しくなりました。

では、なぜ人は綺麗な環境を好むのでしょうか?

皆さんは割れ窓理論というのはご存知ですか?

割れ窓理論とは環境犯罪学の理論で小さな不正を徹底的に正せば大きな不正を防ぐことができるという考え方です。

この理論が正しいとすれば、ゴミが捨てられているということは治安が悪いということを連想させるためより綺麗な環境で安全な環境を人が好むというように考えられるのではないでしょうか。

実は口の中でも同じようなことが言えます。日頃からお口の中のメインテナンスをしている方は小さなお口の中のトラブルであっても早期に対応します。しかし、様々な理由はあると思いますが小さなトラブルを見過ごしていると大きなトラブルになり歯科医院に行くのがより一層億劫になってしまいます。そうなってしまうと大掛かりな治療になってしまうことがあるためできるだけ早い段階で対応することがとても大切です。

また、虫歯や歯周病の原因になる細菌たちも割れ窓理論が当てはまります。病原性の高い悪い細菌というのは綺麗な環境では定着しません。プラーク(歯垢)が蓄積され病原性の弱い細菌の塊ができた後に悪い細菌というのは定着します。さらに細菌は単独では悪さをしないのですが、集まると細菌同士がコミュニケーションを取り始め活動が活発になります。そしてこの悪い細菌が細菌のリーダーとなり悪さを始めます。

お口の中で考えても、もっとミクロな細菌の観点で考えても健口を目指すには継続して日頃からお口の中を綺麗にしているのが重要と言えます。そのためには日頃からのご自身のメインテナンス(歯磨きなど)と歯科医院でのプロフェッショナルケアの両方が必要です。

「最近歯科医院に行ってないな」、という方や「お口の中になんか違和感あるな」という方はこの機会に一度ご連絡ください。一緒にお口の中の健康を作っていきましょう。

私自身も公園が綺麗になるようにゴミ拾いを継続していきたいと思います。

当医院の矯正治療ではワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。診査診断に基づいて患者さんにとって最適な治療をご提案しております。マウスピース矯正ではインビザラインを用いて目立たない矯正治療が可能になっております。横浜市青葉区青葉台で歯科、矯正歯科のことでお悩みがありましたら、ぜひデンタルオフィス青葉台までお気軽にご相談ください。

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