2024年4月11日院内定期勉強会が行われました。
今回のテーマは唾液です。
唾液は1日0.7〜1.5リットル産生されています。
唾液は99.5%が水で、0.5%に塩、タンパク質、糖タンパク質が含まれます。
意識しないと気にならない、体の中で当たり前のように産生されている唾液ですが、実は沢山の作用があります。
・消化作用‥‥アミラーゼという成分により、デンプンが分解されています。
・緩衝作用‥‥糖類を摂取するとお口の中は酸性に傾きむし歯が出来やすい環境になってしまいますが唾液は中性に保つ作用があります。
・抗菌作用‥‥細菌の増殖を抑制したり、殺菌作用があります。
その他にも、清浄作用、粘膜保護作用、再石灰化作用、潤滑作用、排泄作用、体液量の調節作用、内分泌作用とたくさんの働きがあります。
唾液分泌量が減少すると、緩衝作用が減弱したり、会話時の不快感が生じたり、食べ物の飲み込みが困難になったり、むし歯のリスクがあがってしまったり、口腔カンジダ症などの感染のリスクも上昇してしまいます。
定期的な歯科受診をすることで、お口の中の変化に早期に気づくことができ、対応することが可能です。
気になること、お悩みがありましたら、是非デンタルオフィス青葉台にご来院下さい。